今世に出ている遺伝子検査キットは全てが全てまったく同じ内容とは限りません。似た内容のものはいくつもあり、検査する内容も解析する遺伝子の数にも違いがあります。 どうやって自分にあった遺伝子検査キットを見つけられるかの判断材料にもなっていますが、必ずしも項目数が全てとは限らないのもまた事実です。
検査項目は遺伝子検査キットにより異なり、さらに調べる内容によって大きく数も異なります。 項目や項目数が違うので自分が何を調べたいのか、その判断材料となるのが項目数。しかし必ずしも「数」だけで全てを判断できるわけではありません。
多いものでは300を超え、少ないものではたったの1種類だけを解析する遺伝子検査キット。当然項目が多ければ多いほど自分の身体の状態をよく知ることができますが、ただ多い物を選べばいいというわけではないのもまた事実です。 例えば同じ「病気のリスク」を調べられるキットがあるとすれば、もちろん項目の多い方を選ぶことをおすすめします。 しかし1種類しか調べることのできないものは、その1種類に特化した検査となっているのでそもそも調べる内容が異なっているのです。つまり「数」だけでは何も測れないということ。 また同じ種類の検査をするキットにもキットによって各種特典やオプションに異なりが生じています。「数」はあくまでも判断材料の1つとして、プラスアルファで別の部分も確認しておくことが必要です。
遺伝子検査キットは大きく3つのジャンルに分けることができます。 1つは最もポピュラーな「病気リスク」、1つはその人にそもそも備わっている「体質」、そしてもう1つが潜在的な力を見る「能力」。遺伝子検査キットはそれぞれのジャンル別に登場しており、自身の目的に合わせて利用することが大切です。 選ぶポイントとしては「全体を見るか」「ピンポイントで見るか」となるでしょう。
例えば病気のリスクを調べることができる遺伝子検査キットなら、ガンや心筋梗塞、糖尿病に生活習慣病とあらゆる病気のリスクを解析することが可能です。 反対にある遺伝子検査キットでは葉酸に関する1種類の遺伝子を調べるだけとなっていますが、こちらは妊活をしている女性にとって非常に大切な検査となっています。 また祖先のルーツを調べることができるものや、アルコールに対する体質を見ることができるもの、実に多種多様な遺伝子検査キットが登場しています。 自分が何を調べたいのか、何に悩んでいるのか、よく検討して全体を見るかピンポイントで見るかを判断しましょう。